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青葉心理クリニック

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新しい臨床心理学のために 25
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    新しい臨床心理学のために 25 

     鏡像段階とエディプス (3) 

     (3)エディプスコンプレックスの第二期 

    『父』の仲介は、母―子―(想像的)ファルスの関係を布置するのに主導的な役割を果たす。『父』は、privation ( 剥奪 ) の形で介入する。 経験が証明してきたのは、父は母からこの対象、すなわち、ファルス的対象を奪い、母の欲望を奪い、エディプスの全課程において絶対的、本質的役割を演じる。たとえ最も容易でかつ正常な例でも。

     さらに、『父』の存在という侵入は子供には、prohibition ( 禁止 )と、frustration ( 違約 これを欲求不満と訳すと、原語であるドイツ語のVersagung と『価値』 valeur が違ってしまうので、あえてこう訳す。)として経験される。

     父はそれにも関わらず、ここで邪魔者として現れる。彼は大きくて扱いにくいだけではなく、何かを禁止するのでトラブルメーカーの位置にいる。何を禁止するのでしょうか?彼は第一に衝動の満足を禁止します。他に何を禁止するのでしょう?我々が出発したところ(母)を禁止するのです。母は父に所属するのであり、母は子に所属するのではありません。父は母の関連するところでまさに欲動の満足の欠如(これはフロイトが「ある幻想の未来」で『違約』を定義したものである)を子供に作り出す。

     言葉を代えると、

     子供−母−ファルスの関係への父の介入は、次の3つの異なった登録として姿を現す。(訳語に問題があるので英文表記のままにする。)
     ① prohibition 
    ② frustration 
    ③ privation 

    物事が複雑になるのは、この禁止し、違約し、剥奪する父は、去勢する父としての基本的な機能を刺激し活性化させるからである。

     注)ここのところは、用語の混乱や、時期的な混乱が原文にもある上に、furustrationの訳語が欲求不満、拒絶、違約と様々あり複雑なので、この章の最後に私見を述べたいと思っている。 (原文は、この後、エディプスの二期の記載の途中に、『対象欠如』を置く。その後再び、二期の記載に戻っている。)
    | 臨床心理学 | 21:31 | - | - | - | - |